瀬戸内町役場庁舎空調設備・照明器具・変圧器更新(鹿児島県瀬戸内町)

鹿児島県瀬戸内町

事業実施年度 H31(2019) 
担当窓口

総務課

事業名 瀬戸内町役場庁舎空調設備・照明器具・変圧器更新(H31)
事業概要

瀬戸内町では、平成31年2月策定の「瀬戸内町地球温暖化対策実行計画」に基づき、基準年度である2013年度の温室効果ガス排出量1,840.9tCO2 から最終目標年度の2030年度において、40%削減目標(年間排出量1104.5t-CO2 )を達成するために省エネルギーに配慮した建築・改修を推進し温室効果ガスの削減に貢献することとしている。
当町関連の通常施設の中で最も電力消費量の多い役場庁舎は、老朽化により効率悪化している空調・照明器具・変圧器に使うエネルギーが役場庁舎全体の75.49%(空調28.65%、照明器具36.82%、変圧器10.02%)を占めている。
事務事業編においても有効な省エネ対策として位置づけている空調設備・照明器具・変圧器等を高効率設備に更新し、さらに町単独事業により施設の南側窓を中心に断熱フィルム及び屋上への遮熱塗装を施すことでシステム全体の効率改善に取り組み、役場庁舎においては34%以上のCO2 排出量削減が図られる計画である。

設備導入施設:瀬戸内町役場庁舎
年間CO2削減効果(見込み):
55.3t-CO2(内、運用改善0.0t-CO2
総事業費:114百万円
補助金額:58百万円
完成年月:令和2年2月
(事業期間 令和元年10月~令和2年2月)

瀬戸内町役場

事業の先進性・モデル性 施設内の室温上昇を抑えるため、南側中心に遮蔽係数の低いガラスフィルムを施し、照明のLED化に伴いタスク・アンビエント方式導入及び照明基準を見直すことで従来より16%(95台)の照明器具を減数し、空調機においては小型分散型とし、会議室等の利用度の低い箇所の室外機をまとめることで1部の空調の稼働率を下げ、変圧器においても新型省エネトランスへの切り替えにより、システム全体で効率化が図られる。今回のシステム更新後の実績データの結果を踏まえ、他施設へ波及させCO2排出量及びランニングコストの削減を図るモデル施設とする。
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況

事務事業編に基づき、毎年度5月に前年度各部署の取組の進捗状況、エネルギー等の使用状況を各課の実行計画担当者が取りまとめ、6月の「実行計画担当者会議」で確認のうえ、町長を進行管理者、各課長を推進責任者として組織し、7月の定例課長会議にあわせて開催する「温暖化防止活動実行計画推進会議」により総括のPDCA(計画の進捗管理、計画の策定・見直し、計画の推進に必要な施策・予算の検討)を行う。

カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績

本事業採択によるCO2排出量削減及びランニングコスト削減の先進的な取り組みをモデルとして、毎年度5月に開催される奄美群島環境衛生連絡協議会にて今後発表し、普及・啓発を行っていく。奄美群島環境衛生連絡協議会には、奄美群島内全市町村(奄美市、龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町)の地球温暖化対策担当者が出席するため奄美群島全域に先進的な取り組みが普及展開される効果が期待できる。

設備導入施設
施設名 瀬戸内町役場庁舎【庁舎関係】
施設写真

主な導入設備等

空調設備更新【空調】

空調機は小型分散化した高効率な空冷ヒートポンプビルマルチエアコンに更新することとで、会議室等の利用度の低い箇所の稼働率を下げ、現在3台あるトランス容量を合計350KVAから300KVAへ削減した。

・省エネ効果(計画)

 更新前46.3t-CO2/年 ⇒ 更新後35.7t-CO2/年 削減率22.9%

空調設備 設置状況

空調設備 設置状況

空調設備 設置状況

照明器具更新【照明】

照明のLED化及び照明基準を落とし従来より16%の台数削減(▲95台)したことに伴い、今後必要に応じてタスク・アンビエント方式の一部導入した。

・省エネ効果(計画)

 更新前61.6t-CO2/年 ⇒ 更新後24.4t-CO2/年 削減率60.4%

LED照明 設置状況

LED照明 設置状況

LED照明 設置状況

変圧器更新【その他】

現在3台あるトランス容量を合計350KVAから300KVAへ削減した上で全て最新省エネ型のトップランナー変圧器に更新し、施設全体で複合的に冷房COPの向上を図るシステムとした。

・省エネ効果(計画)

 更新前16.2t-CO2/年 ⇒ 更新後8.6t-CO2/年 削減率46.6%

変圧器

変圧器