事業実施年度 | H31(2019) |
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担当窓口 |
教育委員会社会教育課 |
事業名 | そぴあしんぐう熱源空調及び照明機器更新事業(H31) |
事業概要 |
新宮町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に記載されているエネルギー起源CO2排出量の削減目標が体2013年度比で、2021年度までに5%(-197t-CO2)、2030年度までに20%(-787t-CO2)することとしている。当該計画における省エネルギー診断の結果、本事業対象施設である「そぴあしんぐう」のエネルギー起源CO2排出割合は、対象施設全54施設中の8.3%を占めると診断され、削減対策として照明設備の高効率化・空調熱源の更新及び設備運用改善することによって38.8%削減することが出来るとされた。本事業は、当該計画を達成する上でエネルギー起源CO2の削減に大きく貢献する重要な柱となる。
設備導入施設:そぴあしんぐう
年間CO2削減効果(見込み): 217.3t-CO2(内、運用改善38.8t-CO2) 総事業費:207百万円 補助金額:104百万円 完成年月:令和2年2月 (事業期間 平成30年9月~令和2年2月) ※記載されている数値は、複数年の計画値となります。 |
事業の先進性・モデル性 | 本館は大・小の文化ホール、多目的ホール及び会議室等多用途な施設として運営している。開館後、16年が経過し、設備の老朽化に伴う大規模改修を計画しているため、更新計画を立てることとした。通常の老朽化に伴う更新であれば、対象設備を同規模で更新するだけだが、今回は新たな取り組みとして民間企業のアイデアを取り入れ、温室効果ガス排出量削減を念頭にした取組としている。 現在は、ビル用マルチエアコンにより1箇所の空調を動かすために、施設全体の空調を動かす必要があり、非常に効率が悪かった。しかし、今回の更新計画では、大ホール・小ホール・エントランスといった大空間にはそれぞれにビル用マルチエアコンを設置し、その他の会議室等にはパッケージエアコンを配置することで、効率的な運用となる。照明については、全面的なLED化を実施するとともに、照度基準及び設計を見直すことで、CO2排出量を削減するとともに、室内温度の上昇を抑え、夏季の空調利用の減少に繋がる。 導入機器については、L2-Tech水準表に記載のある機器、もしくは同等以上の高効率な機器を指定するとともに、設計時に各部屋の空調・照明共に必要量を再計算し、ダウンサイジングを実施する。 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
新宮町環境課を事務局とする新宮町地球温暖化対策推進委員会を設置し、各課局に1名程度配置した新宮町地球温暖化対策推進委員に取組を指示する。その指示を基に、全職員に取組を周知するとともに計画を実施することとしている。実施状況及び結果については、事務局が取りまとめ委員会及び全体統括である町長に報告する。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
本施設が本事業を活用し積極的にカーボン・マネジメントに取り組むことで、増加する施設利用者などを含む一般家庭に照明や空調設備の運用改善や照明設備の高効率化など手軽に始められる取組があることを知ってもらい、普及を図る。また、本施設が開催する講座においてカーボン・マネジメントに関する講座を実施し、重要性を周知していく。講座は主な施設利用団体である新宮町文化協会及び新宮町体育協会の会員を対象とし、所属会員は約2,500人で町民全体の約8%に周知できることとなる。 |
H31年度
設備導入施設 | |
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施設名 | そぴあしんぐう【文化関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調設備更新工事【空調】 当該施設は、劇場を有する貸館として開館しており、利用状況に応じて稼働設備が異なってくるが、現在は、ビル用マルチエアコンにより1箇所の空調を動かすために、施設全体の空調を動かす必要があり、非常に効率が悪かった。しかし、今回の更新計画では、大ホール・小ホール・エントランスといった大空間及びそれに付随する施設にはそれぞれにビル用マルチエアコンを設置し、その他の会議室等にはパッケージエアコンを配置することで、効率的な運用が可能となった。 照明設備更新工事【照明】 照明については、全面的なLED化を実施するとともに、照度基準及び設計を見直すことで、CO2排出量を削減すつとともに、室内温度の上昇を抑え、夏季の空調利用の減少に繋がるものとした。 |