事業実施年度 | H31(2019) |
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担当窓口 |
市民部環境衛生課 |
事業名 | 阿波市第1次公共施設ESCO事業(H31) |
事業概要 |
本事業においては各施設で多く使われているエアコン、蛍光灯、HID器具等の電気使用機器を高効率なものに更新するとともに、BEMSを導入しネットワークで2施設を一元的に管理することでシステム全体の効率改善に取り組み、大きくCO2 排出削減を図る。
設備導入施設:阿波市図書館、土成中央認定こども園
年間CO2削減効果(見込み): 91.42t-CO2(内、運用改善0.0t-CO2) 総事業費:146百万円 補助金額:76百万円 完成年月:令和2年2月 (事業期間 令和元年10月~令和2年2月) |
事業の先進性・モデル性 | 1)自治体の特性を活かした新たな取組 ・携帯回線4Gを利用したBEMS運用することで対象の2施設のネットワーク化を行いエネルギーの予実管理を市民部環境衛生課で一括管理することで、エネルギー管理業務のスピードアップと省力化が図られる。 2)機器としての先進性 ・照明設備についてはDALI照明を採用。 ・高効率空冷ヒートポンプチラーはL2-Tech認定機器を採用した。 3)システムとしての先進性・モデル性 ・空調設備については、現状負荷を把握し、空調負荷を見直し、ダウンサイジングを実施し省エネ化と導入コストの削減を図る。 ・照明設備については、図書館は天井が高く通常人感センサーでは感知距離が足らないため、EnOcean(エンオーシャン)無線センサーにて本棚等に設置、人を感知し、BEMSにより、DALI照明の調光制御を行うことができる。 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
市長を推進委員長とし、庁内の地球環境温暖化対策を推進するため、会長(副市長)、副会長(市民部長)、推進員(部長級等)の構成による阿波市地球温暖化対策推進委員会を母体とした推進体制とする。また、市長をトップとした推進部門、あわオフィスエコリーダーを中心とした実行部門、事務局ごとに異なる管理・評価内容等を明確に差別化・簡略化した多層的マネジメントを行い、本市の公共施設の横断的なカーボン・マネジメントの推進を図り、全庁的な省エネ・省CO2を図っていく。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
近隣市町村においては初となるギャランティード・セービングス型ESCO事業であり、エネルギー消費量の多い施設を対象に設備更新及びBEMSの導入を行い、対象施設と本庁舎をネットワーク接続することによりエネルギーの中央一元管理を実現する。 |
H31年度
設備導入施設 | |
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施設名 | 阿波市図書館【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
高効率空調機器の導入【空調】 当市は比較的温暖な地域に位置しているため、空調設備の高効率化重要なポイントとなるため、単なる高効率機器への更新にとどまらず個別空調については空調負荷の見直しによるダウンサイジングを行い最大消費電力の抑制を図った、空調機にはセンサー付を選定し、人の有無、温度等をセンシングし、室温の適正化などシステム全体のCOP向上を図った。 LED(DALI)の照明設備の導入【照明】 高効率機器の採用によるLED化を図るとともに、DALI照明を導入し、昼光制御、照度制御等、状況に合わせ照度を調整するシステムを採用し、照明消費電力の削減を図った。また図書館は天井が高く通常人感センサーでは感知距離が足らないため、EnOcean(エンオーシャン)無線センサーにて本棚等に設置、人を感知し、BEMSにより、DALI照明を調光制御を行うことができるシステムとした。 BEMSの導入(セットバック制御、スケジュール制御、DALI制御)【EMS】 BEMSを導入し、セットバック制御、スケジュール制御、DALI制御を行うとともに、これらBEMSのネットワーク化を行い見える化を図るとともに、市民部環境衛生課で一元的にエネルギーの予実管理を行い各施設にフィードバックを行うことで長期的、安定的に省CO2化が図られるシステムとした。 高効率変圧器の導入【その他】 変圧器の負荷を計測し、更新後の電力使用状況も加味し、ダウンサイジングを行い、高効率な変圧器に更新することで消費電力の削減を図った。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 土成中央認定こども園【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
高効率空調機器の導入【空調】 当市は比較的温暖な地域に位置しているため、空調設備の高効率化重要なポイントとなるため、単なる高効率機器への更新にとどまらず個別空調については空調負荷の見直しによるダウンサイジングを行い最大消費電力の抑制を図った、空調機にはセンサー付を選定し、人の有無、温度等をセンシングし、室温の適正化などシステム全体のCOP向上を図った。 LED(DALI)の照明設備の導入【照明】 高効率機器の採用によるLED化を図るとともに、DALI照明を導入し、昼光制御、照度制御等、状況に合わせ照度を調整するシステムを採用し、照明消費電力の削減を図った。また図書館は天井が高く通常人感センサーでは感知距離が足らないため、EnOcean(エンオーシャン)無線センサーにて本棚等に設置、人を感知し、BEMSにより、DALI照明を調光制御を行うことができるシステムとした。 BEMSの導入(デマンド制御、セットバック制御、スケジュール制御、DALI制御)【EMS】 BEMSを導入し、セットバック制御、スケジュール制御、DALI制御を行うとともに、これらBEMSのネットワーク化を行い見える化を図るとともに、市民部環境衛生課で一元的にエネルギーの予実管理を行い各施設にフィードバックを行うことで長期的、安定的に省CO2化が図られるシステムとした。 高効率変圧器の導入【その他】 変圧器の負荷を計測し、更新後の電力使用状況も加味し、ダウンサイジングを行い、高効率な変圧器に更新することで消費電力の削減を図った。 高効率ヒートポンプ給湯器の導入【熱源】 現状の給湯用電気温水器を高効率エコキュートに更新し省エネを図った。また、床暖房の熱源を灯油炊きボイラーから高効率空冷ヒートポンプチラー(L2-Tech認定)に更新することで、機器性能での省CO2化だけではなく細かな運用でシステム全体のCOP向上を図った。 |