| 事業実施年度 | H31（2019） |
|---|---|
| 担当窓口 |
環境安全部環境政策課 |
| 事業名 | ・市庁舎高効率照明他導入工事、市庁舎高効率空調設備導入工事 ・市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事に伴う実施設計業務委託 ・市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事（電気設備工事） ・市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事（機械設備工事）（H31－R2） |
| 事業概要 |
当市は平成29年度に「東久留米市第三次地球温暖化対策実行計画」を策定し、2015年度比、2030年度の温室効果ガスを40％削減することを目標としている。本事業では、東久留米市役所庁舎と東久留米市立中央図書館の建築当初より導入している効率の悪い空調設備及び照明設備から省エネ設備を導入する。また、BEMSを導入し、2施設のエネルギーを一元管理し、エネルギー起源CO2の排出量の削減に取り組むものである。将来的に本取組を他の公共施設に展開することで、市のカーボン・マネジメント体制の強化となっていく。
設備導入施設：市庁舎、市中央図書館
年間CO2削減効果（見込み）： 298.0t-CO2（内、運用改善18.5t-CO2） 総事業費：560百万円 補助金額：198百万円 完成年月：令和3年2月 （事業期間 令和元年8月～平成3年2月） ※記載されている数値は、複数年の計画値となります。  東久留米市役所 |
| 事業の先進性・モデル性 | ①LED照明器具の採用及び、フロア単位で照度調整や昼光利用による調光制御を実施する。加えて、従来の照度の計算（光束法）によるLED照明器具への単純更新にとどまらず、空間の明るさ感（Feu）の指標を用いる。この指標を用いた場合、単純更新よりも消費電力の低いLED照明器具を選定した場合でも、同程度の明るさを確保することができる。執務用途における照度（lx）・明るさ感（Feu）の指標値は、照度500～600lx（JIS照度基準総則Z9110）・明るさ感（Feu）12.0（メーカ推奨値）としている。 ②昼光センサー、人感センサーを導入する。 ③エネルギーマネジメントシステムを導入し、建物のエネルギー使用量をフロア単位で把握できるようになり、効果的な省エネルギー推進策、目標設定に活用していく。また、BEMSのタイムスケジュールに連動させて調光するシステムとする。 ④個別空調パッケージエアコンと吸収式冷温水発生機の空調分担の見直しによるダウンサイジングを行う。 |
| カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
|
本事業は東久留米市第三次地球温暖化対策実行計画の目標達成に向けた取組みである。市長をトップとし、エネルギー管理統括者である副市長・教育長と庁内環境委員会を中心に、省エネ機器の導入後のCO2削減量の把握と運用改善をPDCAサイクルの取組みにより続けていく。 |
|
| カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
・毎年6月の環境月間に開催している当市の環境フェスティバルにおいて、本事業の空調設備・照明設備の高効率化について市民向けにPRを行う。 |
|
H31年度
| 設備導入施設 | |
|---|---|
| 施設名 | 東久留米市庁舎【庁舎関係】 |
| 施設写真 |
|
| 主な導入設備等 |
照明設備更新工事【照明】 LED照明器具を地下1階（駐車場、ELVホール等）、1階（執務室、待合ロビー等）、2階（執務室、待合ロビー、会議室等）、7階（会議室、休養室等）、地下1階～地上7階までの階段室に導入。また、1階、2階の執務室には調光可能タイプのLEDを、階段灯はひとセンサー段調光可能のLEDを、トイレには人感センサー付きとした。工事完了した範囲から運用を開始している。  LED照明  LED照明  LED照明 |