事業実施年度 | H31(2019) |
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担当窓口 |
総務部まちづくり推進課 |
事業名 | 三郷町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に伴うカーボン・マネジメント強化事業(H31-R2) |
事業概要 |
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に掲げる高い削減目標に貢献し、低炭素社会の実現に寄与するためには、本町としても更なる削減努力が必要であり、そのため、本事業(第1号事業)を活用し、2030 年度における本町の事務作業に伴って発生する温室効果ガス排出量を、政府の目標と遜色のない削減率40%を目指した目標値に改定した。また、本事業で対象とする、6施設における設備更新・運用改善により、147.4t-CO2の排出量削減が可能であり、削減目標の達成に向けた重要な取組の柱となる。
設備導入施設:三郷小学校、三郷北小学校、三郷町役場本庁舎、図書館、文化センター、スポーツセンター
年間CO2削減効果(見込み): 147.4t-CO2 総事業費:444百万円 補助金額:281百万円 完成年月:令和3年1月 (事業期間 平成30年11月~令和3年1月) ※記載されている数値は、複数年の計画値となります。 |
事業の先進性・モデル性 | 1)自治体の特性(地域、規模など)を活かした新たな取組 本町では平成30年5月に民間事業者と協力して地域新電力会社を設立。新会社と連携して小学校を対象とした環境教育プログラムを企画し、中長期的なスパンで省エネ行動を継続させていく。 2)機器としての先進性 ・L2-Tech水準表に書かれた効率を基準とした設備機器の選定を行っている。 3)システムとしての先進性・モデル性 ・空調設備については、施設ごとの運用状況を踏まえた省エネ化の検討を実施 ・照明設備については、照度シミュレーションを実施し配置の過不足を確認 ・エネルギーマネジメントシステムで取得されるデータを基にエネルギー管理目標の見直し(施設ごとのPDCA)を実施 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
町長が推進統括責任者として基本方針等を定め、課長級職員からなる地球温暖化対策推進本部会議において削減目標を決定し、各施設管理者へ伝達する。課長級職員は実行責任者として自らが所管する部門の削減目標達成に向けた取組を指揮し、実行計画に基づき、取組状況を把握・評価する。事務局は住環境政策課が担い、全庁的な取組のモニタリング・評価を行う。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
取組みを町ホームページに掲載し、奈良県内の近隣行政との会議・研修会(市町村エネルギー政策担当課長会議、北葛・生駒郡環境衛生協議会研修会等)の開催時にPRするとともに、他市町村の議会等からの視察や見学を積極的に受け入れていくことで、類似した課題を有する自治体への展開を図る。 |
H31年度
設備導入施設 | |
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施設名 | 三郷小学校【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機の更新【空調】 空調については、既存空調を高効率機器へ更新するとともに、教室の方角や階数による熱負荷の違いを検討し、教室ごとの空調設備の能力を適正化した。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 三郷北小学校【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機の更新【空調】 空調については、既存空調を高効率機器へ更新するとともに、教室の方角や階数による熱負荷の違いを検討し、教室ごとの空調設備の能力を適正化した。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 三郷町役場本庁舎【庁舎関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
照明器具の更新【照明】【EMS】 照度シミュレーションを実施して必要照度を確認したうえでLED照明を選定するとともに、照度コントローラー及び人感センサーを導入し、照明制御による省エネ化設計を行った。照明設備のLED化と共に、照度センサーと連携させたシステムを導入したことで、照度を適正な値に抑制することが可能となり、更なる省エネ化を図る。 空調機の更新【空調】 気象データや建物条件(面積、天井高、利用者数、照明負荷等)から対象スペースの熱負荷量を算出し、空調設備の能力・容量を設定し、更新に伴う能力適正化を検討し、既存空調を高効率機器へ更新した。また高効率空調を制御するコントローラーにより各機器の運転状況を把握し、EMSにより電力消費量の管理が可能となる。事業実施施設のデータを集約し、定期的に抽出することで、各施設の運転状況及びCO2排出量を確認することが可能となる。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 図書館【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
照明器具の更新【照明】 照度シミュレーションを実施して必要照度を確認したうえでLED照明を選定するとともに、照度コントローラー及び人感センサーを導入し、照明制御による省エネ化設計を行った。照明設備のLED化と共に、照度センサーと連携させたシステムを導入したことで、照度を適正な値に抑制することが可能となり、更なる省エネ化を図る。 空調機の更新【空調】 空調については、室内面積、気温、利用者数などから実際の運用状態に適した熱負荷量を実施して、空調能力のダウンサイジングを行った。 |