事業実施年度 | H29(2017) |
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担当窓口 |
総務部総務課 |
事業名 | 境港市庁舎省エネ設備等導入事業(H29) |
事業概要 |
2016年度、地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業第1号事業で策定した「境港市温室効果ガス排出削減実行計画(事務事業編)」で計画した2017年度中の計画のうち、庁内調整が進んだ項目(①空調設備の更新、②BEMS構築、③高効率照明への更新、④モーター等のインバータ化)を推進する。
設備導入施設:境港市役所 本庁舎
年間CO2削減効果(見込み): 48.8t-CO2(内、運用改善0t-CO2) 総事業費:106百万円 補助金額:18百万円 完成年月:平成30年2月 (事業期間 平成29年8月~平成30年2月) |
事業の先進性・モデル性 | ・庁舎の省エネ推進に資するとともに、労務環境の改善にもつながる可能性があるエネルギーマネジメントシステム(BEMS)を導入すること。同規模の他自治体の導入事例が多くない中、BEMSを導入する新しい切り口となり得る。 ・また、一般的なBEMSは、照明やパソコン等のコンセント類など複数の負荷を対象にシステムを組み上げると考えられるが、残業するためにパソコンを使う際には必ず照明を点灯することから、照明とパソコンを一体的な負荷と捉え、対象負荷をパソコンのみに絞り、必要最小限の仕様とすることで価格抑制を図った。この手法により設備費の抑制が可能となり、本市のような小規模の自治体でもBEMSの導入検討が可能となり、他の自治体への水平展開が見込める。 ・空調機及びBEMSはL2-Tech認証製品であること。また、LED照明の導入に際し、L2-Tech認証製品もしくはそれに準ずる機器を選定するように努める。 ・既存の蛍光灯からLED照明への更新に当たり、あらためて照度を計測し、必要最低限のワット数のLED照明を導入する更新手法。 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
・事務事業編で記載しているとおり、「境港市環境施策推進実行委員会(以下)、「実行委員会」という。」の検討結果について、教育長及び各部長に報告を行い、副市長の承認を得て、市長に報告する。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
・近隣自治体職員間の意見交換の際には、本事業の成果を共有する。 |
H29年度
設備導入施設 | |
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施設名 | 境港市役所本庁舎【庁舎関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機更新工事【空調】 分庁舎では個別パッケージエアコンを導入している。空調設備をL2-Tech認証製品を含む高効率機器に更新し、空調効率を高める。 冷温水、冷却水ポンプインバータ化【熱源】 本市本庁舎で採用している集中方式の冷暖房システムの冷温水ポンプや冷却水ポンプは、冷温水機稼働中は定格出力で運転しているが、インバータ装置を付加し、ポンプの回転数制御をすることで運用時のCO2排出量を大きく削減する。 照明のLED化【照明】 本庁舎には災害時の対策本部が設置される。また、防災機能を高めるため、太陽光発電システム等の導入も計画している。照明の高効率化により、CO2排出量を大幅に削減するとともに、防災時の電力供給機能を飛躍的に向上させるため、本庁舎の蛍光灯をLED照明に更新する。 BEMSの導入【EMS】 地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業第1号事業では、本庁舎全体でのCO2削減効果を検討した。庁舎全体でBEMSを構築するには膨大な費用が必要となるが、職員のカーボン・マネジメント強化に向けた意識醸成を図るため、庁舎本館の1階部分を対象にBEMSシステムを構築する。本システムでは、就業後一定時間を経過すると、自動的にパソコンへの電源を遮断する機能を具備し、CO2削減を実現するとともに、労務環境の改善が期待できる。 |