事業実施年度 | H29(2017) |
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担当窓口 |
水産商工課商工観光係 |
事業名 | 長島町カーボン・マネジメント強化(設備更新)事業(H29) |
事業概要 |
長島町では、平成29年度に政府の地球温暖化対策計画(平成28年5月13日閣議決定)に沿って2号事業による役場庁舎(指江庁舎)の照明(LED化)と空調設備の高効率空調への更新、町営レジャー施設太陽の里の3施設の内、本館と長期滞在施設が、照明のLED化と空調設備の高効率空調への更新、総合交流施設(温泉施設)の空調設備と灯油焚きの温水ボイラーを高効率ヒートポンプ熱源機へ変更する等設備の導入により化石燃料の縮減と省エネルギーを促進し温室効果ガスの削減に貢献することとしている。
設備導入施設:指江庁舎、ほか3施設
年間CO2削減効果(見込み): 184.8t-CO2(内、運用改善0t-CO2) 総事業費:188百万円 補助金額:119百万円 完成年月:平成30年2月 (事業期間 平成29年10月~平成30年2月) |
事業の先進性・モデル性 | ・照明・空調設備共:場所、既存設備に応じた更新用設備の中でも特に省エネ効果、CO2削減効果の高いものを選定し、事業全体で現状より45%程度のCO2削減効果を見込める。 ・既存ボイラーと並列にヒートポンプを追加することで既存ボイラーを予備熱源とし、化石燃料の縮減、省エネルギーと共にヒートポンプのみでの運用面でのリスクを回避する等 システム全体での高効率化の実施が単体機器に比べ先進性・モデル性のあるシステムとなっている。 ・既存設備が氷蓄熱中央方式に対し今回導入する電気式個別空調では必要な箇所に必要な分だけ電力を個別に使用し、既存設備に対してCO2削減効果を期待できる。 ・今回の設備導入は,省エネ対策と化石燃料の削減により更に充実したものとなる。 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
2号事業の結果は、長島町地球温暖化防止活動実行計画へ反映させることとし、事務事業編のPDCAサイクルも取り入れ効果を上げるものとする。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
広報誌等によるPRに止まらず、周辺自治体が集う会議等での事例発表や省エネルギーセンター主催の省エネ大賞への応募等を考慮するなど積極的に普及促進をはかる。 |
H29年度
設備導入施設 | |
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施設名 | 指江庁舎【庁舎関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機器更新工事【空調】 従来は氷蓄熱式ヒートポンプによるセントラル方式での空調設備であったが各部屋の負荷の違い、運転時間のばらつきにより効率が悪く、更新にあたりビル用マルチエアコンとパッケージエアコンによる個別空調方式に変えることで大きな省エネとなる。 照明のLED化【照明】 照明の更新にあたり、照度などを見直し、現状446台から更新後343台に台数を減らすとともにLEDへの更新による高効率化で大きな省エネを図る。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | レジャー施設太陽の里 本館及び長期滞在施設【観光関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機更新工事【空調】 パッケージエアコンとエアコンを高効率な機種へ更新し省エネを図る。 照明のLED化【照明】 宿泊施設であり台数の見直しができず、現状の台数にてLED照明への更新を図る。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | レジャー施設太陽の里 総合交流館【観光関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
空調機器更新【空調】 ビル用マルチエアコンを実設計時に能力の見直しにより、ダウンサイジングのうえ、高効率タイプのものを選定し省エネを図る。 熱源更新工事【熱源】 給湯設備において灯油ボイラーからヒートポンプ給湯器に変更し、燃料転換によりCO2削減を図る。 |