事業実施年度 | H31(2019) |
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担当窓口 |
企画総務部企画財政課 |
事業名 | 公共施設省エネ設備等導入事業(H30-H31) |
事業概要 |
2013年度比で2030年度に40%削減するためには、CO2 排出量を1,513t-CO2 削減が必要であり、本事業は、そのうちの323t-CO2 の削減を目指すものである。
設備導入施設:役場庁舎、社会福祉センター、公民館、茶路小中学校、温泉プール、総合体育館、総合給食センター
年間CO2 削減効果(見込み): 322.7t-CO2 (内、運用改善0.0t-CO2 ) 総事業費:300百万円 補助金額:176百万円 完成年月:令和元年12月 (事業期間 平成30年7月~令和元年12月) ※記載されている数値は、複数年の計画値となります。 |
事業の先進性・モデル性 | エネルギー設備の更新は、これまでは老朽化若しくは故障等により同規格・同規模のものを前提に入れ替えていたが、省エネ診断を実施のうえ、負荷特性やCO2 削減量等を考慮し、設備・システムの見直しを行ない、CO2 削減目標を設定のうえ毎年度PDCAによる進行管理を実施する。具体的なシステムの先進性・モデル性は以下のとおりである。 LED照明は、設備更新に併せて、役場庁舎、茶路小中学校および公民館にBEMSを新規導入し、人感センサー等により不要時の消灯促進を図る。 変圧器は、照明のLED化に合わせ、省エネ化が遅れている社会福祉センターについて更新する。 ボイラーは、実際の負荷を考慮し必要規模の見直しにより、ダウンサイジングを図る。 また、LED照明を更新する施設のうち茶路小中学校、総合給食センターおよび公民館については、役場庁舎をクラウド管理のBEMSセンターとし、各施設をネットワーク化して、省エネデータの収集と見える化を図り、データ分析を定期的に行なうことにより、他の施設への効果的な展開を図る。 |
カーボン・マネジメント体制の整備計画に基づく実施状況 | |
町長のトップマネジメントのもと、主な対象施設ごとに定量的な削減目標を設定し、半期ごとにPDCAサイクルを実施するCO2 排出削減プロジェクトチームを立ち上げる。また、内部監査体制の強化に加え、住民等の外部の監査も加え、白糠町地球温暖化防止実行計画(事務事業編)の進捗管理を行うこととする。 |
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カーボン・マネジメントに係るノウハウの普及方針に基づく普及実績 | |
本町は道東地域に位置し、地域内における環境省事業の説明会を行う際には、事務局を務めるなど環境省の政策の普及啓発に努めており、今後の連絡会議等の際には本事業への取組みや実際の省エネ効果等について報告を行なう機会を設け普及啓発を図ることとする。 |
H31年度
設備導入施設 | |
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施設名 | 温水プール【スポーツ関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
ボイラー更新工事【熱源】 ボイラーは、実際の負荷を考慮し必要規模の見直しを検討したが規模は現状維持とし、高効率型のボイラーを選定した。 照明更新工事【照明】 LED照明は、既存機器の光束等を考慮し、現状を下回らない範囲で機器選定を行った。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 総合体育館【スポーツ関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
ボイラー更新工事【熱源】 ボイラーは、実際の負荷を考慮し必要規模の見直しにより、既設合計1,012kWから更新後930kW(465kW×2台)へダウンサイジングを図った。 照明更新工事【照明】 LED照明は、既存機器の光束等を考慮し、現状を下回らない範囲で機器選定を行った。 |
設備導入施設 | |
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施設名 | 総合給食センター【教育関係】 |
施設写真 |
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主な導入設備等 |
照明更新工事【照明】 LED照明は、既存機器の光束等を考慮し、現状を下回らないよう機器選定を行った。また、設備更新に併せて、総合給食センターにBEMSを新規導入し、人感センサー等により不要時の消灯促進を図った。 EMS新設工事【EMS】 EMSは、導入コストがサーバー構築型の1/3程度で済むクラウドサーバー型とした。BEMSによる制御は、総合給食センターにおける共用部の消灯制御とした。 |